裁判員制度の辞退を申し出る前に制度の概要と趣旨を知る

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裁判員制度実施は、2009年5月21日です。
この制度は、国民の中から選ばれたかたがたに
裁判員として裁判に参加してもうのです。
参加する裁判は刑事裁判で、被告人が
有罪なのかどうかを、また、有罪の場合には、
法律に定められた範囲内でどのような刑にするのか、
裁判官と共にきめてもらうのです。
このような制度は、アメリカやイギリス、
フランス、ドイツ、などでも行われています。
国民が参加することで、法律家ではない国民の方々
の感覚や意見が、裁判に反映されることにより、
司法に対しての理解や信頼を深めることを
期待して始まった制度です。
但し、選任されても、事情により辞退しなければ
ならない場合もあると思います。
例えば、小さな子供の育児中の方などは、
裁判員として裁判に参加する間、
誰に子供の育児を頼めるのか、
など、各個人により事情はさまざまです。
そのような問題を解消するためにも、
まだまだ、裁判員制度に対する国民の理解と協力が
必要なのは言うまでもありません。

裁判員が参加する刑事事件とは何?

地方裁判所における刑事裁判で、殺人、強盗致死傷、
危険運転致死、現住建造物等放火、身代金目的誘拐
など特に重大な事件を担当します。

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裁判員制度は原則的には辞退できません。

裁判員制度は原則的には辞退できませんが、
法により、例外的に辞退の申し出ができます。
具体的条件事例には、
◆ 70歳以上の方。
◆ 学生の方。
◆ 地方公共団体の議会の議員(ただし会期中に限る)
◆ 過去5年以内に裁判員等をした方。
◆ 一定のやむを得ない理由がある方。
など ですが、わかりにくいのが、
「一定のやむを得ない理由」ということです。
これは、例えば重い病気やけがの場合、また、
同居の親族の介護や養育、また、事業に著しい
損害が生じるおそれがある。などです。

裁判員制度の辞退方法としては、申し出をして裁判所から認めらなければならない。

結論的には、裁判員制度の辞退方法としては、裁判所に申し出をして認めらなければならない。辞退できないのですが、
70歳以上であるとか、学生であるとか、過去5年以内に裁判員等をした事があるなど、はっきりとわかりやすい事情の場合は、
いいのですが、もっともわかりにくい、「一定のやむを得ない理由」という場合、仕事か育児・介護の問題などが多いと思いますが、
仕事の場合は、できるかぎり辞退しないでいい方法を考えることが国民としての選択だと思います。しかし、育児の場合には、
そう簡単に答えが出せるものでもありません。祖父や祖母が近くにいて、期間中、育児を頼めるならまだしも、そういう方が
身近にいない場合、とても困ります。自治体等で速やかな対応がされるように要請されていますが、どうやら地域の事情により
現状では一時保育などうまく機能していないようです。これは、介護においても同じです。

しかし、育児中や介護をしていてもしっかりと参加を希望しているかたもいるので、早急に対応できることを期待します。
また、ボランティアなどでサポートが充実してくることも期待します。

最後に、正当な理由もなく裁判所に出頭しない場合は10万円以下の過料の制裁を受けることがあります。また、
公平誠実にその職務を行わない場合も10万円以下の過料の制裁を受けることがありますので、裁判員のかたは注意して下さい。

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